サイボウズ株式会社との資本業務提携契約締結および第三者割当増資による子会社化のお知らせ
いつも愛媛オレンジバイキングスへの温かいご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、株式会社エヒメスポーツエンターテイメントは、2025年6月25日、サイボウズ株式会社と資本業務提携契約を締結し、サイボウズ株式会社に対する第三者割当増資により、当社はサイボウズ株式会社の子会社となることに合意しましたことをお知らせいたします。
■資本業務提携契約および子会社化の背景
当社は、【BE WITH! 愛媛をスポーツで元気に】をクラブ理念とし、愛媛のスポーツ文化を育むことで 地域の活性化を目指し、プロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」の運営を行って参りました。
プロリーグであるB.LEAGUEへ2016年の発足時より参入し、2025-26シーズンで10シーズン目を迎えます。
2026-27シーズンはB.LEAGUEも大きな改革期となり、クラブとしても更なる高みを目指していくためには大きな変化、成長が必須となる時期に差し掛かっておりました。
その中で、サイボウズは、ITツールの提供にとどまらず、社会的な仕組みや文化の形成といった、より広い視点でのアプローチの実現のため、これまでの組織支援で培った技術やノウハウを「まち（地域）」に提供する方法を探求するため2025年7月に「チームワークあふれるまちづくり室」を設立することが決定しております。地域が ITを活用して一つのチームとなり、情報共有や対話が促進され、主体的に社会課題が解決される「チームワークあふれるまち」の実現を目指しており、サイボウズ創業の愛媛という土地であるという点、プロスポーツが与える感動、熱気そして地域の一体感に共感いただき、サイボウズとの資本業務提携契約を締結し、第三者割当増資をおこない、サイボウズの子会社となることに合意しました。
◆今後の展望
愛媛で活動することにこだわり、地域に根付いたチームを目指してきた結果、2024-25シーズンは過去最高の平均来場者数1,615人と愛媛県の多くの皆さまに愛されるクラブに成長しつつあります。
しかしながら、2026-27シーズンのB.LEAGUEの改革期を迎えるには、クラブとしても大胆な改革、急ピッチでの成長が必須となります。
サイボウズの子会社となることで、資本金の増強、そして人的支援、環境整備、そしてサイボウズの一番の強みであるDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進により【勝てるクラブ】【愛媛県民の休日の楽しみとなるエンタメ】への実現に大きく発展して参ります。
◆取引内容
第三者割当増資により、当社の発行済み株式総数に対するサイボウズの所有割合は、50.15％となります。
◆役員人事変更について
本契約締結に伴い、下記の通り役員人事が変更となります。
株式会社エヒメスポーツエンターテイメント
取締役会長 青野 慶久
取締役副会長 河原 成紀
代表取締役社長 北野 順哉（継続）
取締役副社長 中根 弓佳
専務取締役 藤田 秀彰（継続）
取締役 小玉 桂造（継続）
取締役 久保 正明
取締役 三浦 秀寛
取締役 髙木 一史
監査役 林 忠正
◆サイボウズについて
1997年に愛媛県松山市で創業し、企業理念「チームワークあふれる社会を創る」のもと、チームワークを支えるソフトウェアを開発しています。
2011年にクラウド事業を開始し、業種や規模を問わず、多くの企業やチームの皆様に、「kintone」「サイボウズ Office」「Garoon」「メールワイズ」の4製品を幅広くご利用いただいています。
サイボウズは多様なメンバーがチームワークよく協働するため、「チームの生産性」と「メンバーの幸福」がバランスする状態を目指し、組織・制度づくりに取り組んでいます。また、中国、ベトナム、アメリカ、オーストラリア、台湾、マレーシア、タイにも拠点を展開し、世界各地でユーザーが増えています。
◆エヒメスポーツエンターテイメントについて
B.LEAGUEの開幕と同年、2016年に設立したプロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」を運営しております。
愛媛県松山市をホームタウンとし、「BE WITH ! 愛媛をスポーツで元気に」というクラブの理念を掲げ、バスケットボールを通じて「愛媛」に関わる方々に夢・希望・感動を提供すること、地域に密着した「愛媛」を大事に活動しているクラブです。
地域貢献活動や、子どもたちへのスポーツ教室を通して、地域の方々との触れ合いを大切にし、愛媛の皆さまからも愛されるクラブを目指し活動しております。