調査委員会における調査結果及び今後の対策について
株式会社エヒメスポーツエンターテイメントでは、2021年4月2日に公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグからBリーグ規約違反行為(本件違反行為)が認定されたことを受け、外部弁護士等を含む調査委員会(以下、委員会)を設置。社としての対策をまとめましたのでご報告させていただきます。
委員会からは、本件違反行為の内容を精査した上で、「ハラスメントに対する認識の向上」と「ハラスメントを防止する仕組みづくり」等が必要だと指摘されました。
■再発防止策について
①会社としてのハラスメント防止規定の制定
②複数の通報相談窓口の設置
③定期的なハラスメント研修の実施
④関係者への定期的な聞き取りやアンケート等の実施
⑤専任のゼネラルマネージャーの起用
■今後の対応策について
①ハラスメントの定義、禁止行為、相談窓口、社内調査手続、懲戒処分などを含めたハラスメント防止規定等を制定し、全関係者に対して周知を行う。
②社内のハラスメント相談窓口として経営企画室を新設するとともに、社外にも外部弁護士による相談窓口を設置して、再発防止に努める。
③外部講師によるハラスメント研修を定期的に実施し、意識改善及び再発防止に努める。
④全関係者へのWebアンケート等による調査を定期的に実施するなど、規定に抵触する事案の芽を早期に摘むためのチェック機能を設ける。
⑤専任のゼネラルマネージャーを起用し、業務への目配りやコーチ、選手とのコミュニケーション向上に取り組む。
■代表取締役社長 開大輔のコメント
今回は、力強い応援をいただいているブースターの皆様、ご支援いただいているスポンサーの皆様、試合会場でサポートしていただいている愛媛県バスケットボール協会の皆様、また運営スタッフをはじめとする関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、改めて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
このたび、調査委員会から本件違反行為に関する再発防止策についての提言を受けました。提言に則り、再発防止に向けた具体策を講じ、真摯に対応していく所存です。
エヒメスポーツエンターテイメント及び新生愛媛オレンジバイキングスは、様々なご意見をしっかりと受け止め、「ハラスメントを撲滅する」ことを宣言します。ご迷惑をお掛けした皆様から応援していただける会社、チームを作ることに全力を尽くしたいと考えておりますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。