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【試合結果】4/14(日) vs ベルテックス静岡





日時:4月14日(日) 14:00 TIPOFF
会場:愛媛県武道館
入場者数:4815名(クラブ最多来場者数更新)

スターティング5

#3 古野 拓巳 (PG)
#4 ユージーン・フェルプス(PF)
#6 ナイジェル・スパイクス(C)
#13 俊野 佳彦(SG)
#51 金本 一真(PG/SF)



 

ゲームスコア




 

保田尭之HC コメント

<保田尭之HC 総括>
ホームゲーム最終戦、そして今シーズン最多の来場者の皆さまの前で恥じないバスケットボール、今シーズン追い求めてきたバスケットボールを勝敗以上に求めて、その延長線上に勝利があると共有して臨みました。ガドソン選手というチームのエースの選手を欠いている中で、第3Qから足にくる状況が続きましたが、足が取れても走り続けるんだという気合も感じられましたし、18点差離されたところをしっかりと取り返そうと、イーブンまで持っていったところもありました。そういった自分たちの執念も感じてもらえたと思いますし、今日初めて会場にお越しいただいた方も大勢いらっしゃったと思いますが、「またバイクスの試合を観たいな」と思ってもらえるよう、選手たちが最後まで努力して戦ってくれて、見せ場を作ってくれたと思います。ここでシーズンが終わった訳ではないので、来週の奈良戦、ひとつでも順位を上げていき、福島や奈良よりも上に立ちたいですし、次のプレーオフへのチャレンジという点へと繋げていきたいと思っています。今日はそういった次に繋がる試合をしてくれたと思っています。



<俊野 佳彦選手 >
■今日の試合を振り返っていかがでしょうか?
苦しい入りでしたが、ずっとブースターの皆さんが背中を押してくれていたので、ハーフタイム時もたくさんのブースターの皆さんの前でこんな試合はできないと話をして、また後半ひとつギアを上げ、そこからは今シーズン自分たちのやりたかったバスケットボールを表現できたと思います。たくさんのブースターの皆さんの前でどうしても勝ちたかったのですが、その悔しさはすごくあります。一番大切な場面でターンオーバーをしてしまったので、あの場面でフェルプス選手のダンクが決まっていれば、もっと会場の雰囲気も変わっていたかもしれないですし、自分がバスケットカウントを貰っていれば、点差も会場の雰囲気も変わっていたかもしれないと責任を感じる部分はありますが、自分の地元でたくさんの方々に集まっていただき、この熱気の中バスケットボールができたことで、今シーズン苦しかったですが、楽しかったと最後思わせてもらったので、次節のアウェー戦では2連勝して恩返ししたいです。

■3点差という中で、最後のセットプレーはチームとしてどのように戦略を立てていましたか?
最後、飛田選手がシュートを打ったところに関しては、チームとして決め打ちしていた訳ではなく、アップダウンの中だったので、ワイドオープンになりコーナーで飛田選手が空いていたので、託しました。シュートは外れてしまったが、飛田選手があのタイミングで打って外れたのであればしょうがないと思っています。ただ、自分の最後のシュートに関しては、もっと別の選択肢があったかもしれないですし、愛媛でずっとプレーしている中で、歴代で見ても自分が一番クラッチタイムのシュートを任せてもらっているので、地元を背負っている選手としても、チームのリーダーとしても、あのような場面ではどの形でも決めきる、勝ちきる、次に繋がるプレーにする選手に成長していかなければならないと思います。

■クラブ最多4815名の来場に関していかがでしょうか?
たくさんのお子さんも来場することは聞いていましたので、愛媛にプロバスケットボールチームがある意味を示すことができる試合にしたかったと思い臨んでいました。勝つことはできませんでしたが、バスケットボールの熱気や、試合展開の面白さは感じていただけたと思います。あれだけの大観衆を前に試合をすることはプロならではだと思いますので、今日観戦してくれた子どもたちが、プロを目指したいと思ってもらえるきっかけになるような試合ができたと思います。今シーズン中々勝てない試合が続きましたし、自分としても苦しいシーズンだったのですが、このチームでプレーして良かったと思わせて貰えたので、感謝しています。

■シーズン前半戦苦しい状況で、キャプテンとしてどのようにチームを鼓舞していましたか?
キャプテンだからアプローチを変えたことは特になく、チームの中心となる自分も含め、ユージーン選手や古野選手などコートに立つ選手全員がコミュニケーションしっかりと取っていました。スパイクス選手の加入で、ディフェンスのエナジーも変わり、ガドソン選手の加入で新しいリーダーシップを発揮してくれ、選手各々がプロフェッショナルとしての取り組みをシーズン通してずっとやってくれていたので、だからこそチームとして、もっと結果を出したかったという気持ちはあります。今日のGAME最後、静岡にフリースローを決められた際にヘッドダウンする様子が見受けられたので、最後まで顔を上げて勝ち切るぞということを声掛けしましたが、自分だけではなく、コートに立つ全員がそういった声掛けはいつもしてくれるので、そこが今シーズン最後まで踏みとどめられた要因だと思います。

■キャプテンとして今シーズン戦ってみていかがでしたか?
勝敗に関わらずチームとして一体感があったことに関しては満足しています。今年も良いチームで取り組めていたと思います。今シーズン自分も様々なキャリアを達成しましたが、プレーオフに関しては熊本のシーズン以降できていないですし、地元の愛媛のクラブに帰ってきても達成できていないことは、キャプテンとして、そしてメインでコートに立つ選手として悔しいです。

■来シーズンも愛媛に残るのであればどのようなチームにしたい、どう変えていきたいなどありますか?
武道館や最終戦ということがなくても、日常生活の中で愛媛オレンジバイキングスが会話に上がるくらい注目度のあるチームにいていきたいと思います。プレーオフ争いができているか、チームが勝てているかで話題になる頻度も変わってくると思いますので、今日の来場者数をスタンダードにできるようにコートでプレーを表現したいと思います。また、地元の選手として僕がクリニックに行くことで次の世代に繋げることも大切だと思いますので、そこにも力を入れていきたいと思います。

■奈良戦に向けた意気込みをお願いします。
僕たちが2勝すれば順位も変わってくると思いますので、ひとつでも順位を上げること、ひとつでも多くの勝利を目指してプレーしていきたいです。また、チームとして今シーズンやりたかったバスケットボールの形を追求し、それが勝利に結び付くように全力で取り組んでいきたいと思います。



<飛田 浩明選手 >
■今日の試合を振り返っていかがでしょうか?
まず、本当にたくさんの方々にお越しいただき最高の雰囲気、素晴らしい会場で試合をできたことは、スポンサーの皆さんやチーム関係者の皆さんのご協力のもとだと思います。本当に感謝いたします。プレーオフ出場圏内の静岡相手に、最後まで勝敗が分からない展開まで戦えたことも、皆さんの大声援があってこそだと思います。だからこそ、最後の3Pシュートは決めたかったと悔しい気持ちです。

■試合後のインタビューで言葉に詰まるシーンもありましたが、どんなお気持ちでしたか?
涙を止めるのに必死でした。残り5秒で試合の勝敗を決めるシュートを託されたことは、チームの思いも込められていたと思いますので、非常に有難いことだと思います。自分の中では入った感覚はあったので、それがリングから外れ、悔しさが溢れてきました。

■シーズンを通してのチームの成長を観客のみなさんに見せることができましたか?
ガドソン選手が出場しない中で、日本人選手のステップアップも必要になってくると思っていました。今日の後半は、自分たちの目指していたディフェンスを体現できたことで、10点差から巻き返すことができたと思っています。

■シーズン後半から勝ち星を重ねることが多くなりましたが、その要因は何でしょうか?
選手の入れ替えもあったことだと思います。ナルシス選手やタッカー選手が繋いでくれた前半戦も含めてチームだと思いますので、彼らにも感謝したいですし、彼らがやってきたことに、スパイクス選手やガドソン選手が上手にフィットしてくれて、本来自分たちがやりたかったディフェンスができるようになったことが要因だと思います。


 

試合模様


















 

順位表

第31節 4月14日時点