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2025-26シーズン 開幕ロスター決定および チーム編成について

いつも愛媛オレンジバイキングスを応援いただき、誠にありがとうございます。

この度、愛媛オレンジバイキングスでは、B.LEAGUE 2025-26シーズン開幕ロスターおよびチームスタッフが決定いたしましたことをお知らせいたします。

新たなシーズンも愛媛オレンジバイキングスへ熱いご声援をよろしくお願いいたします!

 

B.LEAGUE 2025-26 SEASON 開幕ロスター

 

#0:奥田 雄伍(YUGO OKUDA)
・ポジション:PG
・身長:176cm 体重:75kg
・生年月日:1999.2.18
・広島県出身
▶︎奥田選手 契約のお知らせはこちら

#1:林 瑛司(EIJI HAYASHI)
・ポジション:SG/SF
・身長:188cm 体重:83kg
・生年月日:1997.6.14
・長野県出身
▶︎林選手 契約のお知らせはこちら

#2:古野 拓巳(TAKUMI FURUNO)
※2025-26シーズンより背番号2へ変更
・ポジション:PG
・身長:178cm 体重:87kg
・生年月日:1993.2.20
・福岡県出身
▶︎古野選手 契約のお知らせはこちら

#3:Michael Parker(マイケル・パーカー)
・ポジション:PF
・身長:200cm 体重:102kg
・生年月日:1981.12.5
・アメリカ合衆国出身
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#6:平 凌輝(RYOKI TAIRA)
・ポジション:SG/SF
・身長:188cm 体重:96kg
・生年月日:2002.12.22
・愛媛県出身
▶︎平選手 契約のお知らせはこちら

#13:俊野 佳彦(YOSHIHIKO TOSHINO)
・ポジション:SG
・身長:188cm 体重:88kg
・生年月日:1992.5.21
・愛媛県出身
▶︎俊野選手 契約のお知らせはこちら

#16:Matt Haarms(マット・ハームス)
・ポジション:C
・身長:221cm 体重:112kg
・生年月日:1997.4.22
・オランダ出身
▶︎ハームス選手 契約のお知らせはこちら

#17:武内 理貴(RIKI TAKEUCHI)
・ポジション:SG
・身長:181cm 体重:79kg
・生年月日:2002.3.17
・愛媛県出身
▶︎武内選手 契約のお知らせはこちら

#20:原田 大和(YAMATO HARADA)
・ポジション:SG
・身長:184cm 体重:90kg
・生年月日:2002.4.20
・福岡県出身
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#21:伊藤 良太(RYOTA ITO)
・ポジション:PG
・身長:177cm 体重:74kg
・生年月日:1992.7.23
・神奈川県出身
▶︎伊藤選手 契約のお知らせはこちら

#44:Shaquille Hines(シャキール・ハインズ)
・ポジション:SF/PF
・身長:201cm 体重:90kg
・生年月日:1993.3.23
・アメリカ合衆国出身
▶︎ハインズ選手 契約のお知らせはこちら

#50:Mitchell Watt(ミッチェル・ワット)
・ポジション:PF/C
・身長:208cm 体重:108kg
・生年月日:1989.12.14
・アメリカ合衆国出身
▶︎ワット選手 契約のお知らせはこちら

#65:玉木 祥護(SHOGO TAMAKI)
・ポジション:SF/PF
・身長:195cm 体重:100kg
・生年月日:1996.8.30
・北海道出身
▶︎玉木選手 契約のお知らせはこちら

TEAM STAFF

・ゼネラルマネージャー:西井 辰朗
・ヘッドコーチ:Peña Garcés, Manuel(ペナ・ガルセス・マヌエル)
・アシスタントコーチ:Guillermo Sánchez Daza(ギレルモ・サンチェス・ダサ)
・通訳兼サポートコーチ:東山 真
・マネージャー兼アシスタントコーチ:茂手木 一斗
・ストレングス&コンディショニングコーチ:Luis Aparicio Villa(ルイス・アパリシオ・ヴィラ)
・ヘッドアスレティックトレーナー:須田 翔平
・アスレティックトレーナー:田原 拓哉

2025-26シーズン チーム編成について

日頃より、愛媛オレンジバイキングスへの温かいご支援、誠にありがとうございます。
本日は、2025-26シーズンに向けてのチーム編成が完了しましたことをご報告いたします。
(特別指定や怪我による長期離脱の際の補強については、その都度、適切に対応して参ります。)

まず、これまでの契約締結のリリースをご覧になった皆さまから、多くの期待の声をいただきましたこと、心より嬉しく思います。誠にありがとうございます。
2025-26シーズンの編成については、昨年までの2シーズン連続での地区最下位という結果を重く受け止め、クラブの意向のもと、パートナー企業の皆さまからの強い後押しを賜り、チームへの大きな投資を実現することができました。

その原資によって、これから述べるこれまでの愛媛オレンジバイキングスが抱えていた課題に対して、編成や環境整備、スタッフの充実などあらゆる角度からのアプローチを行うことが叶いました。

来期に向けてのチーム編成方針については以下の通りとなります。


【HC人事について】
2024-25シーズン最終戦後にHCの解任が伝えられ、それから後任のHCのリストアップを開始しました。
すでに、シーズン終盤には主軸となる選手交渉は大筋で進んでいたため、次期HCの選定においてまず重要視したことは、「すでに進んでいる編成構想に100%同意してもらえるか」という点でした。
HCの意向・戦術に沿った選手獲得を進めることが最優先されるべきですが、今回は選手交渉が先んじて進んでいたことから、進めていた編成に完全に合意してもらい、「選手の特性に合った戦術が組めるか。」という点を候補者の方々とは話し合って参りました。
その上で、まずは前段の選定基準に合意して頂き、加えて「B2を知っていること」などを最重要視し、鹿児島にてAC(ディフェンス担当)としてリーグ上位の失点数の少ない成績(リーグ5位)を収める重要なファクターとなり、B2初年度でプレーオフ進出に貢献した手腕も評価させて頂き、マヌエルHCの招聘に至りました。


【スタッフ編成について】
まずは、マヌエルHCが深い信頼を寄せられるコーチ陣を招聘することとなりました。
ギレルモACはマヌエルHCの教え子として、スペインにてコーチ研修を受けた間柄であり、優秀な成績であったことからコーチとしての評価は高いです。
ルイスS&Cについては、マヌエルHCとインドネシアリーグにて対戦相手チームとして関りがあり、科学的見地からトレーニングをプログラムしていく手腕を高く評価しています。
また、新たに通訳兼サポートコーチとして、リーグでの経験も豊富な東山さんに加入頂くこととなりました。
また、信頼おける仲間であり、2シーズン共にチーム運営に貢献してくれた須田AT、さらに田原さんにも加入頂くこととなり、AT体制も1名から2名に増員することとなりました。
そして、茂手木MG兼ACについても同じく引き続きチームをサポートしてくれることを期待しています。


【選手編成について】
大きな方針として、これまでの他チームとのアドバンテージの取り方を変える外国籍ガードを主軸とした編成から、がっぷり四つで組していける編成へと舵を切りました。
これまでは、市場価値の高い外国籍ビッグマンを揃えて他チームと競うことは予算的にも厳しかったため、プレーオフ進出という目標を達成するためには、他チームと異なるところでアドバンテージを取って戦うことを選択した編成を組んできました。
しかしながら、他チームと異なるストラクチャーで臨むことは、2024-25シーズンのように怪我による長期離脱の際、短期契約にて補強を検討したときに、FAリスト入りしている選手の数がそもそも少ないということと、愛媛という土地柄の事情もあり新規のビザ発行に時間を要する実情があり、シーズン中に国外から新しい選手を招聘することが難しいと感じていました。
来期にむけて、チームへの投資が実現したことを受けて、外国籍ビッグマンと帰化選手を揃えてインサイド強化に至りました。

《バイクスの柱となる二人との契約継続》
古野選手・俊野選手の継続については、今回の新しいプロジェクトを必ず成功させなければならないとの固い意志と覚悟をそれぞれと確認をして2025-26シーズンに臨んでおります。彼らには引き続き、チームをけん引してもらいます。

《若手選手たちの契約継続》
2024-25シーズン、頭角を現した若手選手たちの継続にも成功しました。
怪我からの復帰で目覚ましい活躍を見せてくれた奥田選手に加えて、大卒ルーキーとなる平選手、原田選手との契約、広島から期限付き移籍にて獲得していた武内選手との契約締結も実現することができました。
愛媛出身者が3人とフランチャイズプレーヤーがこれほど揃うことも中々ないため、地域のために戦う姿勢を見せ続け、愛媛のために強い気持ちを持って戦ってくれることと思います。
また、日本人ビッグマンとして貴重な存在である玉木選手には、どんな厳しい状況でもチームへ貢献してくれる姿勢を大きく評価して契約継続に至りました。

《インサイドの強化》
2024-25シーズン、B2では下位に低迷していたチームがシーズン途中の補強によって、戦績をV字回復出来た例が散見されました。その大きな要因となったのがインサイドに強力な外国籍選手を置く布陣が機能したことにあります。
プレーオフに進出したチームを見ても強力なインサイド陣を抱えるチームが多く、愛媛オレンジバイキングスが大きく飛躍するためにはインサイドの強化が鍵であり急務だと考えました。
そこで、シーズン終盤の段階から外国籍ビッグマンのピックアップといち早く動き出しをはじめたことにより、意向の選手たちを招くことが出来ました。
221cmでありながら、B2ブロック王と得点ランキング5位、3Pシュート成功率40%超えのマット・ハームス選手、B2チャンピオンチームからインサイドの主力として活躍してきたミッチェル・ワット選手の加入は攻守においてインサイド強化に大きく貢献してくれると確信しております。

《得点力、3Pシュート確率増》
B2得点ランキング3位のシャキール・ハインズ選手は持ち前の得点力に加えて3Pシュート成功率約37%と高いシュート力を備えています。3番ポジションとしての起用により戦術に幅をもたらしてくれると考えております。
また、林選手は日本人アウトサイドの選手ながらサイズを活かしたプレーで得点力とシュート力が脅威となる選手であり、チームメイトとして頼もしい存在となります。
そして、PGの3人目として、伊藤選手との契約に至りました。B3でベスト5やスティール王の獲得経歴があり、3Pシュート確率も例年高確率で沈めていることから、得点や守備にて活躍することを期待しています。

《帰化アジア枠の活用》
帰化選手として、マイケル・パーカー選手の獲得に成功しました。
リーグでもレジェンドとして象徴するような選手であると言っても過言ではなく、現在でもB1のCS出場チームにおいて主力を担っている選手です。
リバウンドやスティール、ブロックにと攻守に渡るハードワーカーであり、献身的なプレーにて大きな役割を担って頂けることと確信しています。
今回の新たにはじまるプロジェクトにおいて、チームのカルチャーや勝利へのマインドを植え付けてくれるシンボル的な存在となってくれると確信しております。


【怪我の対策について】
2024-25シーズンは、主力の相次ぐ怪我により戦力が整わないことに常に悩まされてきました。成績に大きく影響したことは間違いありません。
以下のような具体的な施策の実施により来期に向けて臨んで参ります。

2024-25シーズンに起こった怪我の性質を分析し、筋肉系などの疲労や負荷による怪我よりも、衝突による骨折や捻挫などが多く見られたことから、予防することの難しさもあることながら、スタッフの増員や各専門的な立場からのアプローチを増やすことで、シーズン通してコンディションの維持と高いパフォーマンスが出せるような体制を充実させます。

①PT(理学療法士)の招聘:ATとは異なるアプローチで受傷した選手への最適なリハビリプログラムの作成と実施。また再受傷を防ぐことと身体機能を整える。医療機関より隔週程度での派遣を依頼。
②ビッグマンを揃える布陣:他クラブとの違いでアドバンテージを取るメリットよりも、インサイドに外国籍・帰化ビッグマンを揃えることで、大黒柱を欠かしにくいストラクチャーで安定したシーズン運びができるメリットを優先。
③ATの増員:1名体制から2名体制への増員し、選手のケアを手厚く対応。
④長期離脱の際の補強予算の増額:長期離脱が起こった場合も想定して予備の補強予算を増額。
⑤今期の11人編成から13人へ増員:各ポジションでプレータイムのシェアをより目指すことと、コンディション維持のための日頃からのケアをはじめ、もし怪我による離脱が起こった場合でも戦力が劣らない体制づくり。
⑥専有練習場の整備:今夏中の専有練習場の整備に向けての準備。日々の練習場を転々としていたこれまでの環境から専有練習場にジムやケアルームを完備することでコンディション管理が有利となる。

以上のような施策を前提として、怪我が起こりにくい体づくりをルイスS&Cを中心に担い、もし起こってしまった場合の処置を須田AT・田原ATが担い、復帰に向けてのリハビリをPTが担うという役割分担とより専門的知見によって対処していく体制を敷きます。


以上、来期に向けてのチーム編成の意図をご説明させて頂きました。

日々のリリースへの反応を見させて頂きながら、愛媛オレンジバイキングス史上初のプレーオフ進出に向けて、期待を寄せて頂いていることは沸々と感じております。
私自身も正直、キャリアにおいてもっともワクワクする編成となりました。

過去、2シーズンに渡り最下位に沈んだ悔しさや後悔を必ず忘れることなく、愛媛オレンジバイキングスがどんなに厳しい時でも常に支えて下さっているブースターの皆さま、パートナー企業の皆さまはじめ、全ステークホルダーの皆さまへの感謝の気持ちを胸に、2025-26シーズンはこのメンバーで新たなプロジェクトを歩んで参ります。

目標達成のために、改めて目の前の一戦一戦に全力を尽くし、一つ一つの勝利を積み重ねること。
常に感謝の気持ちと謙虚さを忘れずに、みなさんの期待を背負い応えられるチームとなります。

どうか、最後まで愛媛オレンジバイキングスと共に戦ってください。
チームを後押しする、ますますの応援をよろしくお願い申し上げます。

愛媛オレンジバイキングス ゼネラルマネージャー
西井 辰朗