【ご報告】コンプライアンス事案に関する会見の実施について
本日、既にご報告をさせていただいている弊クラブ内において発生したパワーハラスメント行為及び、B.LEAGUE から制裁処分決定を受けたことの経緯、社内処分、そして今後の対応についての記者会見を行わせていただいたことをご報告いたします。
B.LEAGUEからの規約違反による制裁決定についてはこちら
記者会見について
【会見内容】
・本事案に関する経緯
・社内処分内容
・今後の対応について
【会見出席者】
代表取締役社長 開大輔
【社内処分内容】
■処分対象者:代表取締役社長 兼 GM 開大輔
・GMの退任 ※後任が見つかり次第
・月額報酬の3ヶ月間の10%カット
・謹慎1週間
■処分対象者:ヘッドコーチ 庄司和広
・月額報酬の3ヶ月間の30%カット
※第三者による原因究明の内容によっては処分内容が変更になる可能性もございます。
【今後の対応について】
・第三者による原因究明及び調査、改善の実施
・社内でのコンプライアンス規定の制定
・社内での通報窓口(外部も含む)の設置、B.LEAGUEとの連携
・選手及びチームスタッフ、フロントスタッフを含むコンプライアンス教育の定期的な開催
上記を講じることで再発防止などに会社全体として取り組んでいく所存です。
いつも応援を頂いている皆様へ
いつも愛媛オレンジバイキングスに多大なるご支援、温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
先日4月2日に、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ及び弊チームより発表させて頂きました「ハラスメント事案における裁定」につきまして、日ごろよりご支援を頂いている愛媛県様、松山市様、スポンサー様、パートナー企業様、ブースター様はじめの関係各社様の皆様に大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく思っております。
また弊チーム及び関係者、興行の運営スタッフにおける新型コロナウイルス感染のPCR検査、および濃厚接触者調査の対応などと重なり、ご説明の機会が遅れましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
今回の事案は、チームとして到底許される行為ではないと真摯に受けとめていると同時に、今後も絶対に起きてはいけない事案だと考えております。また社長である自身の管理監督の未熟さも含め、まずは原因究明を行い会社、チームとしてハラスメントをなくすために最善を尽くしていきたいと考えております。
そのために、今後の対応策として、
・第三者による原因究明及び調査、改善の実施
・社内でのコンプライアンス規定の制定
・社内での通報窓口(外部も含む)の設置、B.LEAGUEとの連携
・選手及びチームスタッフ、フロントスタッフを含むコンプライアンス教育の定期的な開催
を講じる事で再発防止などに会社全体として取り組んでまいります。
また、今回の件が報道されたことで、たくさんの方からお叱りの言葉やご意見をいただきました。その中で、われわれスポーツの現場に限らず、さまざまな組織の方からも「これもハラスメント行為なのではないか、と思われる行為をうけたことがある」といったお話を聞く事がありました。私の世代では当たり前に行われていた練習の方法や指導の仕方も、現在では許されない行為が含まれることもあると改めて実感し、受け手になられた方の心情について深く考えさせられる言葉でした。
私たちは地域の皆様に支えられているプロスポーツチームである以上、そのようなお話を耳にする事で、より一層、世の中の模範となれるような行動をとらねばならないことを痛感しております。
今一度しっかりと体制を見直し、考えを改め、皆様の信頼を取り戻せるよう、力を尽くします。
2021年4月7日
(株)エヒメスポーツエンターテイメント
代表取締役社長 開大輔