【試合結果】仙台89ERS戦(第32節:5月4、5日)@松山市総合コミュニティセンター
いつも愛媛オレンジバイキングスを応援していただき、ありがとうございます。
愛媛オレンジバイキングスは5月4、5日の2日間、B.LEAGUE 2017-18 B2リーグ戦 第32節として、仙台89ERSと松山市総合コミュニティセンターで試合を行いました。今シーズン最終節の結果は見事2連勝!!有終の美を飾ることができました。応援本当にありがとうございました。仙台戦の試合内容は下記をご覧ください。
【試合結果】5月4日(金)14:00試合開始
vs 仙台89ERS GAME1 @松山市総合コミュニティセンター
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 | |
愛媛 |
24 |
27 | 23 | 28 | 102 |
仙台 | 24 | 22 | 21 | 24 | 91 |
★MVP★
ニカ・ウィリアムズ
自身の背番号と同じ28得点!!8リバウンド
株式会社AZUMI様より、マクドナルドビッグマッククッションが贈られました。
今日は全体を通してオフェンスがとても良かったです。しっかりとパスを回したりカットしたりしてオープンな選手をつくる等、数字には出ないところでも「チーム」で戦おうと全員がしていました。ただ、ディフェンスの部分では自分たちのやるべきことができていなかったので、明日もう一度修正して挑まなければならないと思います。その中でも、あるポイントではしっかりとディフェンスで止めて自分たちのアップテンポなバスケができたので、そこは良かったです。具体的には第1Qで簡単に3Pシュートを打たせてしまい、確立良く得点を決められていたので、3Pを抑えるためにクローズアウトして、まずは3Pを高い確率で入れさせないようにチームで努力していかないといけないと思います。またリバウンドの部分では全体として愛媛が35、相手が37と負けていますが、内容的にオフェンスリバウンドをかなり与えてしまっていました。それによって2個目のチャンスが簡単に生まれてしまい、せっかく落とさせたシュートが次のシュートにつながってしまうというパターンが多かったのでここに関しても修正してのぞみたいです。
【試合結果】5月5日(土)14:00試合開始
vs 仙台89ERS GAME2 @松山市総合コミュニティセンター
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 | |
愛媛 | 33 | 17 | 20 | 24 | 94 |
仙台 | 26 | 20 | 19 | 24 | 89 |
★MVP★
俊野達彦
21得点5リバウンド9アシスト
農事組合法人ななおれ梅組合様より、七折梅のギフトセットが贈られました。
このように勝ってシーズンを終えることができ、選手たち・チームを誇りに思っています。シーズンを通して何が良かったかというと、とにかく戦い抜いたことです。どんな状況でも誰一人あきらめずに戦い抜いたということは本当に素晴らしいことです。今日の試合も前半こそ勝っていましたが、途中で追い上げられてしまい、それでも1つになって戦い抜けたので、こういうことが最後の試合でもできてよかったです。今節はニカ・ウィリアムズ選手が今まで以上に集中していて、特にディフェンス面で貢献してくれました。チェハーレス・タプスコット選手もシーズンを通して安定して得点を取り、愛媛のウイニングカルチャーとして勝率を5割以上にするという目標に大きく貢献してくれました。俊野達彦選手も今日21点とってアシストも9ありますが、彼はキャプテンとしてチームの大きな支えでした。シーズン後半の20試合ほど、彼はものすごく安定したパフォーマンスをしてくれましたし、コーチの視点から見ても彼はB2トップのポイントガードだと思います。彼らだけではないのですが、彼らがチームの支えとなってくれたことに感謝したいと思います。
今回第2Qでチームとしてやりたいバスケができない中でも、なぜこらえて全員で戦い抜けたかというと、1人1人が「チーム」のことを考えてプレーをしており、1人として自己中心的な選手がいなかったためだと思います。コーチのキャリアの中で、ここまで「チーム」で戦えるというのは見たことがありません。いままでであれば、誰かが自己中心的なプレーをしてしまった時には、また次の誰かが自己中心的なプレーをしてしまっていました。その要因は1人が自己中心的になると、次に自分にボールが来たとき、またあの選手がボールを保持してしまうのなら、ボールをもらったら自分でやるしかないと、そのようなメンタルになってしまいがちだからです。ただ、愛媛の選手は1人としてそのような選手がいませんでした。むしろ思いっきりシュートを打ちなさいと思うこともあったのですが、それでもやはりチームで1番良いシュートが打てるように1人1人がチームメイトを信じてプレーしたことによって、なかなか得点が伸びなくても、結果的にはチームとして良いバスケができていました。チェハーレス・タプスコット選手、俊野達彦選手を中心に、俊野佳彦選手、笠原太志選手といった得点能力のある選手が率先してチームメイトにパスを回し、全員がお互いを信じ合ってプレーできていた結果が、「チーム」としての得点力の高さにつながっていたのではないかと思います。
愛媛オレンジバイキングスはシーズン最初にとても調子が良かったのですが、この要因の1つはホームゲームが多かったことです。中盤にけが人が増えてしまい、なかなか大変な部分もありましたが、それでもいるメンバーで戦ってきましたし、けがしたメンバーもサポートにまわってくれて、いつでもチームが1つになって自分たちが今やれることを全力でしていました。シーズンを通してリバウンドを強化しようと話していましたが、最後の方はよくリバウンドの取れるチームにもなりましたし、このようにチームに何が必要かを考えて、チーム目標である「リバウンドを相手より取ろう」というところにしっかり集中して練習から課題に取り組んでくれたことが、最終的にこのようなウイニングカルチャーを築く要素になったと思います。このようなシーズンとなり幸せでしたし、とても誇りに思っています。
今シーズン愛媛オレンジバイキングスはB2の中で一番得点を取ったチームとしてシーズンを終えることができます。選手みんなが得点できることはこの部分で証明できたと思います。しかし、ディフェンスの部分でまだまだ改善の余地はあると思いますし、1人1人、またチームとして良くなれる部分もあるのではないかと思います。私たちの強みであるアップテンポなバスケはディフェンスでしっかり押さえてターンオーバーを誘ったり、リバウンドを取った後で速攻を出すというスタイルでした。それができていたときは、しっかりディフェンスで相手を抑えることができていましたし、高い確率で相手を抑えることができていればもっと失点を抑えられて、オフェンスの部分でさらに得点できていたと思います。
また、愛媛のブースターの皆さんはいつでもポジティブに選手を支えてくれました。アメリカのファンはブーイングをしたり、自分の応援している選手ですらネガティブなことを言いますが、どんな逆境でもどんなに負けていてもいつでもポジティブな声をかけてくれていたことは素晴らしい経験で、そのような印象が強いです。観客数が伸びない状況ではありましたが、どんな方もこのホームの雰囲気を一度でも味わっていただければ、素晴らしさがわかると思いますし、ブースターの皆さんが応援することによってお互いが楽しめるホームになると思います。観客動員数が2,500人になる可能性もまだまだ秘めていると思いますし、1人でも多くの方が応援してくだされば、その1人の力がどれだけかというのは計り知れないと思います。そうなればホームで負けるということも少なくなると思います。それも含めて、今シーズンはコーチ人生において素晴らしい経験をさせていただきました。
フォトギャラリー
※試合速報・詳細はTwitter(@orangevikings)をご確認ください。
<5月4日ハーフタイム> ドナルド・マクドナルドスペシャルショー
<5月5日ハーフタイム> キッズチア「トゥルーグリッター」パフォーマンス披露
5日は仙台89ERS・志村雄彦選手にとって引退試合。志村選手、おつかれさまでした。
ブースターへの今シーズンの感謝の気持ち★ほにやセレクトの和柄リボンをプレゼント
バイクスこども記者がヘッドコーチとキャプテンにインタビュー
5日の試合後はブースター感謝祭を開催