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VIKES取材部!【トヨタカローラ愛媛株式会社】

新企画『VIKES取材部!』が始まります!
いつも支えてくださっているスポンサーの皆さま
を、愛媛オレンジバイキングスの新人広報が駆け回り、
「なぜバイクスのスポンサーになったのか?」「スポンサーになったきっかけは?」と根掘り葉掘り聞いていきます!
バイクスのスポンサーをもっともっと身近に感じて、たくさんの会社を知る、知るとつながる、関係が深まる、ご縁があれば働くかも!?そんな記事にしていきたいです。

第1回目 トヨタカローラ愛媛株式会社

記念すべき第1回目は、トヨタカローラ愛媛株式会社 代表取締役社長 松田 卓恵社長に話を聞きました!

▲2020-21シーズン マッチデースポンサー社長挨拶
 

簡単な自己紹介をお願いします
大阪府出身の52歳です。小学校時代は、元プロ野球選手の桑田真澄さんと試合したことのある野球少年でした。中学校では野球部が無く、最初はソフトボール部に入部しましたが夏休み前にバスケットボール部の監督からお声掛けいただき、そこから31歳までバスケ一筋でしたね。
練習環境は体育館が使える時間も限られていましたし、決して恵まれていない中、中学校の顧問の先生が素晴らしい指導者で、3年生になるころに全国大会で3位に導いてくださいました。

たった3年間で全国へ…
先生の熱血な指導の下で無我夢中に練習していました。結果につながるからきっと楽しかったんでしょうね。そのままバスケを続けようと北陸高校(福井県)に進学して。行くときは意気揚々、入ってみると毎日辛くて大変でした(笑)高校では全国ベスト8で留まったはず…悔しかったなぁ。そのあとは中学校の顧問の先生の影響もあり、教員免許を取得することとバスケを両立するために筑波大学にいきました。大学3~4年生の時に実業団からお声掛けいただいてトヨタ自動車(現:アルバルク東京)に入社し8年間バスケを続けました。

御社で働くことになったのはトヨタ自動車に入団した流れなのですか?
それは全然関係ないんですよ。トヨタで約20年働いたのですが、最後3年くらいは、とあるエリアを任される役職について。たまたま私は四国と沖縄のカローラ店を担当することになりまして。簡単に言うと、トヨタ自動車と販売店の橋渡し役のような仕事でした。それで愛媛に月2回ほど伺うようになりました。その後1年間は宮城県や山形県、福島県を担当する南東北の担当になったんです。ある時、トヨタカローラ愛媛の前任の社長から「愛媛に来て一緒に仕事をしないか」とお声をかけていただいて、愛媛県に来ることになりました。

では愛媛にゆかりがあったりすることは?
まったくなかったです。血縁もいませんでした。でも小学生のころに興居島にだけは来ていました(笑)父親の知り合いが愛媛県興居島の出身で、その関係でよく遊びに行きましたね。

今年で55周年を迎えるとお聞きしましたが...
長きにわたり地域の方にたくさん支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。この55年間、カローラという車を中心にお客様とお付き合いさせていただいて、また、お客様と私たちの先輩の方々の努力で、四国ではお客様数や販売台数が常にトップクラスを維持し続けられています。どんな事業でもお客様の数が多いというのは基盤になります。今は時代の変化に合わせて事業も変化させていく必要が求められていますが、いずれにしてもお客様第一を軸にした事業を展開していくようにしています。

採用活動の状況は?

始まっています。Zoomと対面の併用で。県内はほとんど対面で実施しております。

真っ最中なのですね。どんな人が御社で働いてほしいと思いますか?
誠実かつ、チャレンジできる人なのか?が一番大きいかもしれないですね。変化に恐れず向上心をもっている人とか。我々の事業は『お客様のために働く』ということが大前提です。これまで行われてきたこと、アルバイトやクラブ活動や授業などから相手の立場になって物事を考えられたりだとか、動けたりするような人なのかな~と推し量りながら面接をしています。
今の自動車業界は100年に一度の大変革期だと言われています。また最近では、カーボンニュートラル等も世間でも注目されていますね。その様な変化にも恐れず進んでいく社員は魅力的です。
パナソニック創業者の松下幸之助さんが、『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ成功になる』とおっしゃった言葉が私は大好きなんですよ。失敗を恐れず、チャレンジ!失敗したら改善してまたチャレンジしていくような人が来てくれたら嬉しいですね。


今働いている社員の方々のイメージはどのようなものでしょうか?
ありがたいことに来店された方々から、『笑顔が溢れてていい雰囲気ですね』と言っていただけているようです。ただ仲良しこよしでやっている会社ではなく、ダメな部分はちゃんと指摘しあったりする心の通った職場を目指しています。私と面談いただいたお客様から『社員の応対力が抜群』と言われたことがあって。その方は、仕事で車のディーラーを訪問されることがあるので各々の会社の社員の行動や言動を見ていてそう思ったと聞きました。それを聞いた時は嬉しくて、私から社員のみんなに『あのお客様こう言ってくれてたよ!』なんて伝えるんですけどね(笑)弊社の「ジンザイ」は「人材」と書かないんですよ。人は財産という意味を込めて「人財」と書いています。財産である人たちが元気に働いていることこそが宝だということを感じています。

松田社長の理想がなんとなく形になっているのですね
いえいえ。まだまだお客様にとって改善の余地はたくさんあります。営業の改善、サービスの改善、お客様への応対の改善など。弊社のなかでは小集団活動で行っています。小集団で職種を超えてみんなで会話をするんです。その会話の中でどう変えていこうかと決めるんです。更にいくつもの小集団同士で横の連携がないと店舗内はうまくいきません。こういった活動を一昨年からやりだしました。これが意外にもみんな意見が飛び交って見ててちょっとビクビクするくらいです(笑)「俺が!私が!」ってまず我が前に出ている話し合いの時は、お店が回っていませんでした。でもある時から、『お客様にとって、どうやることが一番いいんですか』っていう話になりまして。それ以降はいい方向に回りだしたんです。話し合うことも考えることも億劫だった人が「こうやったらこんなふうによくなった、こんなふうに言ってもらえた」と。少しずつですが、良い職場風土が築けつつあるように感じています。
会社がすべて提供したことを社員がやったとしても人の欲求は全て満たされないと思うんです。でも、自分たちで考えて行動したことって、達成感や満足感を感じることができる、そういった職場で働いてくれる人がどれだけいるかによって、働きがいだったり会社に対するエンゲージメントが変わっていくと思います。それを感じることが出来始めているところが嬉しいですね。


ここまでいくにあたってたくさんの時期があったのですね。それを踏まえてもっとこうしたいという目指すべきところはありますか?
大それたことってそこまで考えていないんです。トヨタの販売店ではどこの店舗でも同じ車が買えるようになって。最後どこで差をつけられるかというと『人』しかないと思うんです。人で差をつけるって言葉は簡単ですが「どうすんねん!」って思うじゃないですか(笑)例えば、ショールームをこう変えました、人の動きをこう変えましたっていうのは、みんなすぐ真似できます。だけどさっき私が申し上げたような、心を持った人たちが行うことって確実にお客様に何かを届ける力があるはずだと信じています。その違いが届いたら車といえばトヨタカローラ!と自動車のお店で1番に想像してもらえるようなことにつながると思うんです。環境が変わっても私たちの財産はうちの社員の方々と、何といってもその社員とお付き合いしてくださる5万4000人のお客様です。台風が来ようが地震が来ようが、土台さえしっかりしていれば倒れないし、すぐに立て直せますよね。そんな会社にしていければと思っています。

これから入ってくる人たちにもそういう人に育っていってほしいなと。
そうですね、そういった先輩がいれば受け継がれていきますし、研修制度も立ち上げているので。会社のしくみと人の心がうまくマッチングすれば1+1が2ではなく3になったり5になったりすることになり、相乗効果を期待します!

バイクスのスポンサーになったきっかけは
外部の皆さまは私がバスケットやっていたからってよく言われるんですよ。違いますよ!と言うのがお決まりです(笑)
2016年、弊社が50周年でこれまで行ってきた活動とは別にもう一つ軸となるものが欲しかったのですが、その際、愛媛国体の話があったり東京オリンピックの話題が上がったりしている最中でした。それをヒントにスポーツを通した地域貢献活動ができないかと考えていました。そのときに愛媛オレンジバイキングスが掲げている『地域に根差したチーム』ということに共感しまして...何か心にきたというか...。だからこそ、地域やそこにおられる人、加えて弊社の社員にも具体的に何かがしっかり伝わっていくようなことをしたいと思いました。バイクスと弊社が一緒になってバスケの普及だったり、地域でスポーツをしている子たちに『プロ』を間近で見せたりすることで、

・子供たちを元気にする
・地域にとっても良い活動をする
・選手のことも知ってもらえ、バイクスを広げる活動にもなる
・社員の心の育成にもつながる


これらを満たす活動ということで、バイクスの選手が地域の小中高校で生徒たちにバスケを教える場を提供する『スクールキャラバン』を実行することに決めました。
このスクールキャラバンをやるときに、本部の社員や、近隣店舗の店長やスタッフも参加していただきました。その社員たちは、スポーツドリンクを作ったり練習する前の準備をしたり。その場で一緒になって携わる機会をつくり出すことで我々にとって社会貢献とは?とか、現場に行って子供たちの笑顔だったり一生懸命さや真面目な目を見たりして、地域に根差した会社でいたいということを直に感じてもらえたり...。これがスポンサーとしての第一歩でした。でもやっぱりそういった地域に根差したことに関われたり、バイクスと一緒に何かをできたりするのは楽しいですよ。今ではマッチデースポンサーもさせていただけるようになりました。コロナ禍で昨年はなかなか難しかったですが『スクールキャラバン』をまた今年から再開していきたいですね。

 

▲2019年スクールキャラバンにて


愛媛オレンジバイキングスの印象は

5年前は愛媛オレンジバイキングスが発足したばかりでしたので、5年前よりチームとして作り上げられてきていると思います。なので結果はやっぱり出してほしい。勝った時の会場にいるファンの盛り上がりはすごいですから。2021-22シーズンはいい成績を残していただきたいです!そして選手ががむしゃらに試合したり、頑張っている姿を見て会場にいる人たちの心に何かが響けばと思います。ダンクとかミラクルな3Pを真似することって難しいけれど、一生懸命さは老若男女何か感じるものはあると信じています。その一生懸命さはバイクスの強みだと思っています。

これからバイクスとやっていきたいことはありますか
先程も申し上げましたが、まずは『スクールキャラバン』を再開したいですね!あとは親子で参加していただいて、子供たちはバスケ教室、その間に親御さん向けのプログラムを何か提供できたらと考えています。更には選手の方のみならず、チアの方に体操を教えていただいたりストレッチで体をほぐしたり。親子どちらも楽しめる場の提供をしていきたいと思っています。


【トヨタカローラ愛媛株式会社】
本社所在地
〒791-8015 愛媛県松山市中央1-16-5

代表取締役社長
松田卓恵

事業内容
トヨタ自動車の新車販売、各メーカーの中古車販売および買取、自動車リース、自動車整備・修理・板金、保険代理店業、通信機器販売、カー用品販売、福祉車両改造 他


URL
https://toyota-corolla-ehime.jp/